長野県精密加工技術研究会 技術講習会
平成16年7月16日(金)開催

デジタルものづくり
〜体験コンピュータシミュレーション(CAE)〜

講師: エムエスシーソフトウェア(株)
江 口 和 徳 氏
太田越 朱子 氏
日立造船情報システム(株)
成 田 忍 氏

と  き  平成16年7月16日(金)13:00〜16:00
と こ ろ 長野県精密工業試験場
主 催 長野県精密加工技術研究会
(社)日本塑性加工学会 北関東・信越支部長野ブロック

1 概要

 競争力のある製品をより早く開発し安価に提供する、そのツールとしてコンピュータシミュレーション(CAE:Computer Aided Engineering)が注目を集めています。コンピュータ上で仮想的に製品の試作と評価を行うので、現実の試作と評価に比べコストも時間も縮減でき、また仮想的な試作回数は増やす事が容易なので、製品の完成度を一層高くできます。  しかし、理論的に有効であると知っていても、実際には何がどこまでできるのか、現実との整合性はどのくらいかといった疑問や、あるいは実際に使う場合のオペレーションの労力はどの程度なのかなど、動かしてみないと分からない点も多いと思います。

 そこで今回は、業界大手のエムエスシーソフトウェア(株)様にCAEの概要・現状・事例などをご紹介いただくとともに、ご受講の皆様にパソコンをお持ちいただいて、そこにCAEソフトウェアを実際にインストールして動かし、操作や効果を体験いただくセミナーを企画いたしました。同社の鍛造工程シミュレーションソフト「SuperForge」による素材の流れや充填の様子などの解析、あるいは汎用機構・構造解析ソフト「MSC.VisualNastran4D」による運動シミュレーションや応力解析 を行います。

 鍛造工程解析や機構・構造解析を行ってみたいとお考えの方にはもちろん、CAEの作業の流れや効果を体感してみたい皆様にも絶好の機会です。是非ご参加下さい。

(「受講のおすすめ」より)

2 内容及び講師

時 間
テーマ、内容
講 師
13:00

13:50

概論

・CAEとは何か

・機構解析、応力解析など各種CAEの現状

・CAE導入による成功事例

 -

エムエスシーソフトウェア(株)
第2製造営業部シニアマネージャ

江口 和徳 氏

14:00

16:00

実習(2会場から選択)

<会場1>鍛造工程シミュレーションSuperForgeによる実習

・素材の流れ、充填、バリなど

 

<会場2>機構・構造解析ソフトMSC.VisualNastran4Dによる実習
・機構解析、応力解析、運動シミュレーションなど

<SuperForge>

<MSC.VisualNastran4D>

日立造船情報システム(株)
SI事業部EIT技術部
システムエンジニア
成田 忍 氏

エムエスシーソフトウェア(株)
ソフトウェアマネージメント部
アプリケーションエンジニア
太田越 朱子 氏

 

3 内容

スライドによる概要説明の後、2会場に分かれ、参加者にお持ちいただいたパソコンに実際にシミュレーションソフトをインストールし、動かしてみることにより理解を深めた。

 


(2004.9.21)
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